ぜんまいざむらい

いつか自由に。

ルフィとヘーゲルに学ぶ本当の自由

 

自由になりたくてなりたくてしょうがない私は、考えすぎた結果どんな状態が自由なのか分からなくなってしまった。

 

そこで私の思う自由を実現している漫画ONE PIECEのルフィパイセンについての分析を始めた。

 

「支配なんかしねぇよ この海で1番自由な奴が海賊王だ」

 

ルフィの有名な言葉だ。

 

貴族や世界政府など巨大権力だとしても関係なく、理不尽には怒ることができる。

仲間を守りたいという自分の欲求を突き通すことができる。

自分の欲求に従っているのに皆に好かれている。

 

それはなぜか。

 

それはルフィの欲求がいい欲求だからだ。

皆を助けたい、仲間を守りたい。理不尽は許さない。

すべて人のための行動を自分の欲求として行動している。

自分の欲求に従った結果、誰かを助けている。

だから感謝は求めないし人から感謝される。

 

逆に自由にふるまって嫌われる奴もいる。

ドフラミンゴだ。

ドフラミンゴは金儲けや武器の密輸、戦争の斡旋など自分のためだけの悪い欲求に従っている。

欲求が悪いから、その欲求に従って自由に行動していると嫌われ、憎まれ、やがて淘汰される。

 

ルフィもドフラミンゴも自分の欲求に従っていることに変わりないが、欲求の質が違うため、周りのリアクションが違う。未来も違う。

 

つまり欲求の質が大切ってことだ。

 

ここでヘーゲルがでてくる。

ヘーゲルの「法の哲学」では自由についてこのように書かれている。

 

「さまざまにわきあがる欲求のうちで最もよい欲求を選び取り、それを実現して、他者からの承認を得られるときに感じられるもの」

 

もちろんルフィみたいに自分の欲求がすべて「よい」ものだったら問題はない。

だけど人は心にルフィもドフラミンゴも飼っている。善も悪もある。

だからこそ悪は理性で抑えて善の欲求をきちんと選ぶ必要があると思う。

 

それができて他者から認められたとき、始めて自由になれるのではないか、、というのが今のところの結論だ。

 

 

 

これは私の頭の中だけでの結論なので、反論や賛成意見ありましたらコメントしてくれると嬉しいです(ノД`)

 

自由になれる日はくるのだろうか、、笑

 

 

 

 

ぜんまいざむらい(´-`).。oO