ぜんまいざむらい

いつか自由に。

ノルウェイの森〜読書感想文〜

村上春樹さんのノルウェイの森を読んだ。

 

村上春樹作品は回りくどくてめんどくさいイメージがあったので食わず嫌いをしてしまっていた。

 

第1印象は、、エッロ!え!村上春樹ってもっと固いセンチメンタルなイメージだったよ!

ピースの又吉のもっと複雑なのだと思ってたよ!

 

てか村上春樹好きって堂々と言える人すごくない?こんなにエロいのに?そっと心にしまっておきたい好きさじゃない?

 

あれかな、村上春樹のエロさは文学として成り立ってるから恥ずかしいものなんかじゃない!(そういったものを好きと言える自分かっこいい)みたいなもんなのかな?

 

とかちょっときもいテンションの上がり方をしてしまったんですが、、

 

でも、確かにすごい。

表現は複雑だか、それがめんどくさくなく、情景のイメージをより鮮明にしてくれる。

 

そもそも人間は白黒はっきりしてるようなものではないので、きちんと描こうとしたら複雑になってしまうものなんだと思う。

 

ピースの又吉さんの火花は情景をいろんなものに例えて細かく書いているが、それに回りくどさを感じてしまうというか、あえて回りくどくしてると感じてしまう。(それでもとてもおもしろかったけど)

 

村上春樹さんのはすっと入ってくるし、不自然さを感じない。森の木が全部バターになって溶けてしまうくらい好き。というフレーズには感動した。

そう、私は感動したのだ。

この本を村上春樹を好きになってしまったしこれからどんどん制覇していこうと思う。

 

おしまいまいかぶり