海辺のカフカ〜読書感想文〜
ノルウェイの森ですっかり村上春樹に魅せられて、海辺のカフカも読みました。
いやぁ〜すごい。
こんなに後先考えずに行動できちゃう人いるんだって。それほど大きな衝動があることに羨ましさと驚きを感じました。はい。
小説のよさってやっぱり自分になかった感情を知れることだとおもう。
私だって家出したいと思ったことは何度かあるけど、中学生が1人で生活していけるわけでもないことくらい想像できて諦めてた。
それを知らない人の家に泊まったり(きちんと強くなる準備をしていたとしても)、ナカタさんだって知らない人の運転で連れてってもらったりして、私だったら絶対に怖くてできないしそんな発想もないって思ってしまった。
設定はファンタジーっぽいとこもあるけど、すごく身近で切実な問題があって読んでて苦しかったなぁ。
アロハのやつも一人称「俺っち」から「俺」になってたし。わざとかなぁ。わざとだよなぁ、あれは。最後にちゃんとジョニーウォーカー殺すし、ホシノくんが1番のヒーローだと思う。
登場人物もキャラ濃くて覚えやすいてか顔がイメージできるからいいよね。
面白い本読んでると頭の中に動画がながれるかんじがして、すごく好き。
要するに面白かったです。
村上作品他にも読んでいきたいと思います〜♪( ´θ`)
おしまい