仕事ができる人ってどんな人?2
どうも。ぜんまいざむらいです。
前回の仕事ができる人って友達いないんじゃね?説を今回は掘り下げます。
私の弟がいい例です。
先生に怒られても、自分が悪くないと思えば絶対に謝りません。親を呼び出されようが、友達に変なやつ扱いされようが、絶対に曲げないんです。
私は子供ながらに「一言謝ってしまえば終わるのに。バカだなぁ」なんて思ってました。
でも、その小さな意地が大切だったんです。
普通の方なら誰でも怒られて(私は悪くないのに…!でも謝っておけば早く終わるしな。めんどくさいし言っておこう)「ごめんなさい…」という記憶はあるんじゃないでしょうか。
自分の意地を曲げて相手に従う。
学校生活でうまく生き延びるためには絶対に必要なスキルです。が、社会に出た途端むしろいらないスキルになります。
このスキル何が危険って、従いグセがつくことです。
社会では従う側と従わせる側しかいません。どんなに些細なことでも。
なぜか態度がでかい人。同期なのに指示してくる人。出世します。最終的にどうなるかはさておき、先に上に行くのはこういう人です。
つまり学生生活でうまくいっていた人は言われたこと(理不尽や皮肉だとしても)に従うことができ、うまくいかなかった人は納得できないことに従えない。ということです。そのために問題児や融通がきかない人扱いされる。ですか、社会にでると問題点に突っ込めたり情報を集めてから理論的に話してきたりとプラスに作用します。
もちろん会社に入った当初は従ったり従わせたり(頼んだり頼まれたり)するでしょう。
その割合がどんどん崩れてきて最終的にはどちらかの側についています。人間、慣れた楽な方に流れてしまうものです。
学生生活でうまくいっていたが、私は従わせる側だった!という方もいるかも知れません。
でも先生には?先輩には?親には?従ったフリをしていませんでしたか?
実はこのタイプの人が1番社会に出て苦しいです。
従う側と従わせる側は需要と供給が一致しているのでお互い楽。一択です。
でも、今まで従うフリを従わせるフリをしてきた人はもう大変。人を従わせるのにも言い回しを考えるし、かといって気に入らないことに従いたくもないし。選択肢が多いから毎回選択を迫られる。
一度意思を曲げる経験をした人が、意思を曲げないように頑張って保つのと、意思を曲げることを知らない人がただ普通に生活するのとでは気持ちの疲労度が違います。
人を従わせようと気を配ってる間に当たり前のように従わせる人がいるのです。むしろ気を配らなくてもできるから+αまでつけてきます。
フリをしてきた、今まで器用にすり抜けてきた人が真面目に昇進しようと思ったら、学生生活の倍の苦労では足りないでしょう。
まぁ書かなくてもプライベートで従わせるだけの人がいたら厄介なのは分かりますよね。
一対一では従う側にならざるを得ないし、ワガママ放題でついていけない。
たまに従うのが天職。指示してくれた方が楽。という人と友達みたいになってるのはみかけますけど。
観察すればするほど出世が遠いぜ…オイ…
今日も今日とて。
おしまい